Producer Taguchi
2015.05.27

八丁堀界隈のお弁当

最近弊社では社内コミュニケーションのより円滑化を目指し、週2回ランチミーティングを行なっている。毎回あみだクジで決められた4名が一組となって各組週1回づつワイワイガヤガヤと楽しいランチを共にするという趣向。

そこでにわかに脚光を浴びてきているのが、八丁堀界隈のお弁当。
買い込み当番が4名分のお弁当を準備するのだが、日頃から何かと口うるさい連中を相手にお弁当選択のセンスを問われるとあって、それなりにプレッシャーがかかるようだ。
幸いにして私はクジ運に恵まれ、まだこの買い込み当番になったことはないが提供されたお弁当を楽しみながら、お気楽な品評をさせていただいている。
今回は、東京駅大丸地下で購入したという写真のお弁当をいただくことになった。
唐揚げ、揚げシュウマイ、揚げカニカマ…と、揚げ物のオンパレードではあるが、これがなかなかおいしいかった! そんなにしつこくなく意外とあっさりしている。そして適度にボリュームもあり、☆4つというところか。(満点は☆5つです。)
やはり老舗百貨店の地下で販売しているだけあって、なかなか結構なお弁当だった。

今回の買い込み当番のアラサーちゃんと呼ばれている女性によると、常設店舗ではなく催事スペースで売っていたというから、いわゆるサーキット販売なのかもしれないが、屋号は「ひとり屋」というそうだ。何でもチャキチャキの大阪弁の元気なオバサンがお客を呼び込んでいたという。
彼女も「そこのおネイさん!おいしいでっせ!」と呼びかけられ、すっかり気持ち良くなって買い込んだということだ。
最近おネイさんなどと嬉しいコトバで呼ばれるのは久々で、すっかり舞い上がってしまったようだ。大阪の人は実に商売がうまい!そして弁当もうまかったという訳。
ちなみにお値段は納得の税別800円。

機会があったら、是非お試しいただきたい逸品です。
今後このブログでいろいろなおいしいお弁当をご紹介していきたいと思っている。
どうぞ次回をお楽しみに!

2014.11.20

「煮込み」が恋しい季節

日本の気候が変わってしまった…と言われてから久しいが、確かにこのところの朝晩の寒さは冬そのものである。
日本には「秋」がなくなってしまったのか? やたらと暑かった夏はついこの間だったような気がする。
ゲリラ豪雨や異常な暑さから解放されたと思ったら、もうカラダの芯から温まりたくなるような季節。

こんな時に真っ先に思い浮かぶのが、浅草名物「煮込み通り」の雰囲気だ。
別名「ホッピー通り」とも呼ばれるこの界隈の味は、我が国の気候と違って50数年変わることなく我々を楽しませてくれている。

弊社でも昨年「浅草ツアー」と称して、全社員で「ホッピー通り」に繰り出した。
何と言っても狭い道路にせり出したテーブルで陽気にホッピーを酌み交わし、煮込みなどをつつく開放感はサイコーだ!! 

この“はみ出し”がいいムードを醸し出しているのだ。
さらに“生ホッピー”などという粋な味も楽しめるから、ついついフラフラとはまってしまう“はしご酒”もやむを得ないところか…。

そんな「ホッピー通りのはみ出し」が、いま違法行為として撤去を求められているそうだ。確かに道路幅が狭く緊急自動車が通行できないなどの問題もあるのだろうが、こうした庶民の風情が姿を消していくのはやはり寂しい…。
何とか今のままで、この「美味しい煮込み&ホッピー」を楽しみ続けたいと思うのは私だけだろうか???

帰りの電車で10駅以上も乗り過ごしてしまった、あの心地よさが恋しい季節が、
いよいよやって来たのだ!!

2013.08.08

三重苦の季節
今年の夏もものすごい猛暑だ。地球温暖化はついにここまで来たか…、
という実感。こんな夏を最も苦手としているのが我が家の愛犬。この
時期に分厚い毛皮を纏っているのだから、暑くてたまらないのは当然
としても、彼女(そう、我が家の愛犬は女の子なのだ。)の悩みはそ
れだけではない。何と言っても大嫌いなのが雷。稲光がするやいなや、
必ずどこか狭い場所に潜り込もうとする。テーブルや椅子の下はもち
ろん、ベッドの下、テレビの後ろなどなど、とにかく光が届かないと
ころに逃げまくるのだ。体をブルブル震わせて恐怖におののいている
様子は気の毒なくらいだ。さらに彼女を悩ませるのが花火である。我
が家は多摩川に近いので、花火大会は居ながらにして楽しむことがで
きる。しかし一方で、これが我が愛犬の悩みの種。雷同様に大の苦手
であの音が怖いらしい。このように夏という季節は毎年我が愛犬にと
っては、「暑さ・雷・花火、三重苦」の季節なのだ。早く爽やかな秋の
到来を待ち望む気持ちは、私以上かもしれない。彼女の厳しい闘いは
まだまだ続く…。。。

2013.06.20

パソコンが無かったころ、私たちはどんな感じで
会社のデスクに座っていたのだろう?
今やそれくらいパソコンはそばにあって、当たり前の道具になってしまった。
思い起こせばもう20年くらい前になるだろうか、私は念願のパソコンを手に入れた。
私とパソコンの初めての出会いを飾ってくれた、それがMACのSE30だ。
当時の高性能マシンで、まさに“清水の舞台から飛び降りる”ような心境で
購入したものだ。
当時はワープロ全盛で、単体では印刷もできないパソコンに
非常に違和感を覚えたものだった。
でも時代は間違いなくパソコンの時代へと変わっていた。
私にとってその新時代の指南役となったのがこのSE30だった。
しかし、その後の進化は目覚ましくアッという間に退役マシンとなってしまった。
その後6、7台のPCと付き合ってきたが、なぜかこのSE30だけは手放し難く、
いまも私の部屋のオブジェとして存在感を示している。
あらゆるものとの「初めての出会いを大切に!」と語りかけるように。

2012.06.20

「感性の補充」をしようと、久しぶりに美術館を訪れた。

まずは新美術館で「セザンヌ展」を鑑賞、そして翌週には会社近くのブリヂストン美術館を訪ねてみた。
ここでは開館60周年記念企画ということで、11章からなるテーマ別の展示による100を超える多くの作品にふれ合うことができた。
中でもゴッホ、藤島武二、黒田清輝の作品に惹かれるものを感じ、豊かな時間を過ごすことができた。

こんな手軽な"くつろぎ"をこれからも楽しみたいと思う今日この頃である。

ページ先頭へ戻る